この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
施設内における強制わいせつ事件で、被告人は捜査段階・公判段階でも自白していた事件でした。
解決への流れ
起訴件数が多くなり長期の実刑が予想されたため、念のために、交通系カード、ポイントカード、フィットネスクラブの記録を取り寄せて各犯行日時における被告人の行動を確認したところ、自宅でのオンラインゲームの日時が犯行日時と重複したため、ゲーム管理会社に確認するなどしてアリバイ立証を行ったところ、強制わいせつ罪が1件無罪になり、求刑よりもかなり低い刑期になりました。
自白は必ずしも信用できないので、自白事件でも、自白の裏付けを取る姿勢が必要です。