この事例の依頼主
男性
相談前の状況
私は、恐喝事件の共犯として逮捕されました。しかし、私は一時現場にはいたのですが、共犯として関わっていなかったのです。私は全くの無実でした。それなのに、警察は私の言い分を聞かずに被害者の意見だけを聞いて逮捕してきました。そうしたところ、先生が警察に接見に来てくれて相談にのってくれました。
解決への流れ
先生と話をすると、私の話を信じて最後から最後まで丁寧に話をきいてくれました。被害者は私も恐喝に関わったと言い続けていたようです。しかし、先生と協議して自分はやっていないし、かかわっていないということを徹底的に主張する方向に決めました。また、黙秘権や調書への署名押印の拒否等についてアドバイスをもらいました。検察は、当初から私のことを起訴する予定であると言い続けていました。しかし、先生は、逮捕当初から一貫して、犯罪にかかわっていないこと、そしてその根拠を検察に主張し続けてくれました。そして、その旨の意見書を提出したところ、検察も当初は、起訴する予定であると言い続けていたのですが、不起訴処分とすることにしました。これで家族のもとに戻れます。先生には、本当にご苦労をかけたと思います。ありがとうございます。
不起訴処分になって本当によかったです。こちらが当初から一貫した態度をとり続けたのが功を奏したのだと思います。被害者の言い分とこちら側の言い分が大きく食い違っているときは、こちらの言い分の正当性を主張する必要があります。本件はまさにそんなケースでした。こちらがやっていないのであれば、それを徹底的に争うために弁護士として誠心誠意尽くすことが本当に大切です。犯罪をやっていないこと(いわゆる否認事件)を徹底的に争うのであれば、刑事事件に力を入れている弁護士にご相談されたほうがよいと思います。不起訴になって本当に良かったです。