犯罪・刑事事件の解決事例
#後遺障害等級認定 . #慰謝料・損害賠償 . #人身事故

後遺障害異議申立てにより大幅な増額

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石田 拓也 弁護士が解決
所属事務所石田法律事務所
所在地滋賀県 彦根市

この事例の依頼主

30代 女性

相談前の状況

追突事故に遭遇された被害者の方からの相談で半年以上の通院歴がありましたが、後遺障害等級は非該当でした。そこで、ご相談者様からウェブサイトを通じて当事務所にご依頼頂き、当職が後遺障害の異議申立て及び示談交渉を代理することとなりました。

解決への流れ

車両の損壊の程度が甚大であったことや、症状固定後も通院を継続されていたことなどからして、事故の後遺症が残っていることは明らかと考えらましたが、レントゲンやMRIなどの画像所見は異常なしとの診断でした。また、当初の後遺障害申請に用いられた診断書はほとんどが空白で実質的には中身の無い診断書と言えるようなものでした。そこで、当職は、再度、主治医に手紙を送り、必要事項を網羅した後遺障害診断書の記載を依頼しました。そして、その後遺障害診断書と、車両損壊写真などを新たな資料として異議申立てを行いました。その結果、無事に後遺障害14級9号が認定され、示談額も大幅に増額いたしました。

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石田 拓也 弁護士からのコメント

後遺障害の中でも、14級9号は他覚的な所見がないことがほとんどですので、一度、非該当との判断が出れば、これを覆すのは容易ではありません。もっとも、当初の後遺障害診断書の内容が不十分なものであったり、症状固定とされた後も通院を継続しているようなケースでは異議申請により非該当が覆り、後遺障害が認定されることもございます。症状固定後も痛みや痺れが強く残存している方は、一度、法律事務所へ相談してみても良いと思います。