この事例の依頼主
30代 女性
相談前の状況
夫が妻以外の女性と不貞行為に及び、別居のうえ離婚。不貞行為の証拠は、当初は女性とのメールのみ。また、女性については携帯電話のメールアドレス以外、氏名・住所などの個人情報が不明であった。
解決への流れ
女性については弁護士会照会を利用し、携帯電話会社を通して契約者名や登録住所を調査。また、現存するメールだけでは証拠が不十分と判断し、相談者に夫が過去に使用していた携帯電話(データは夫が消去)のデータ復元と、調査会社(探偵)による調査を進める。複数の証拠を組み合わせれば不貞行為の事実を十分できる証拠が出そろい、女性と元夫に慰謝料を請求する書面を送付。最終的に慰謝料を一括で支払う内容での合意が成立。
不貞行為の立証は、直接的な証拠が少ないため、事案によっては様々な証拠が必要になります。いまある証拠を使って裁判をするだけでなく、新たな証拠の収集方法なども含めてアドバイスしました。充実した証拠が揃ったため、相手方も反論を断念して、早期の解決に至りました。