この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
妻の浪費や夫の女性関係で、妻側が離婚を求めていたが、離婚調停では条件面で折り合いがつかず、不成立になったため、妻が離婚訴訟を提起。訴状が届いたため来所。離婚訴訟の代理人として受任。
解決への流れ
●離婚成立。●親権は妻(相手方)に。●支払う養育費は一人5千円●解決までの期間は約6か月でした。
30代 男性
妻の浪費や夫の女性関係で、妻側が離婚を求めていたが、離婚調停では条件面で折り合いがつかず、不成立になったため、妻が離婚訴訟を提起。訴状が届いたため来所。離婚訴訟の代理人として受任。
●離婚成立。●親権は妻(相手方)に。●支払う養育費は一人5千円●解決までの期間は約6か月でした。
①実質的な争点は養育費と財産分与でした。養育費については、依頼者様が自営業者であったため、過去数年分の収入資料を提出し、収入が低く養育費も低額しか払えないことを、準備書面で主張しました。それにより、ある程度相手方も理解を示し、相手方代理人の説得もあって養育費はかなりの低額で抑えることが出来ました。②財産は、ほとんどが特有財産でしたが、調停段階では、ご本人ではどのように主張立証をしてよいかわからないまま、あやふやな主張になっていました。そこで、特有財産の主張について、根拠を示して準備書面において表形式で分かりやすく示し、裁判官の納得を得た上で、和解案の提示を行ったところ、相手方もある程度認めざるを得ず、ほぼ承諾させる形での和解ができました。このような証拠と論理を駆使した説得は、弁護士に依頼しなければ難しいと思います。